最近は割り切りでダブル不倫を楽しんでいる人が増えています。ダブル不倫を題材にした作品も人気です。ドラマなら「昼顔」、漫画なら「ホリデイラブ」など、他にも多くの作品で溢れています。
題材に採用するのは、ダブル不倫をする人が増えたからです。増えた原因は出会いのチャンスの広がり、「共働き」や「SNS」など、夫婦のどちらにも出会いのチャンスが増えました。しかし題材にされた作品の多くは、誰かしらがつらい思いを強いられる結末です。割り切りで楽しむことが果たして正しいのでしょうか。
そこで今回は「【ダブル不倫】割り切りで楽しむのはありなのか?その先にあるものは」を解説します。ダブル不倫に興味がある人は参考にしてください。
-
男の浮気の見分け方|断定前にチェックしておきたい4つのこと
「最近の彼は怪しい」と、男の浮気を疑っている人はいませんか? 疑念を抱いたということは、何かしらの兆候が見えたからです。しかし男は浮気を隠します。相当抜けている人でなければ ...
続きを見る
目次
ダブル不倫とは
不倫の本来の意味は「人の道にそむく」です。結婚をしている夫婦の一方が、別の異性と交際をする不道徳な状況を指します。ダブル不倫は、両者が別の異性と交際をしている状況です。ダブル不倫には2つの解釈があります。
- 結婚をしている夫婦がそれぞれ別の人(独身を含む)と不倫をする
- 不倫関係にある男女両方が別の人と結婚をしている
1は、結婚をしている夫婦両方が不道徳な行動をしています。両者ともに不倫をしているので、発覚をした場合でも配偶者への慰謝料請求が難しいです。お互いが別でもお付き合いをしているので、夫婦の時間は極端に少なくなります。
一般的にダブル不倫の言葉が利用されるのは2の状況です。結婚をしている男女が不倫をします。不倫をしていないどちらかの配偶者が不倫を証明すれば、慰謝料の請求ができる状況です。お互いの夫婦が集まって協議をするなど泥沼化が予想できます。
ダブル不倫で怖いのは、1と2が合わさる可能性です。2の状況だと思いきや、話し合ってみると片方の夫婦に1の状況が発覚することもあります。配偶者は、相手の不倫により時間的な余裕や虚しさが芽生えるかもしれません。心の隙間に耐え切れず己も不倫に染まっていきます。
現代は、寂しいと感じたときに出会える手段が増えました。ダブル不倫が増えたのは、インターネットの普及による必然的な出来事です。
今回の記事は、一般的な2の状況でのダブル不倫を中心に解説をします。
ダブル不倫を割り切りで楽しむのはあり?
ダブル不倫を割り切りで楽しむことに正解を見つけるのは難しいです。「ダブル不倫でストレスを発散したおかげで、家庭にいるときの自分が最高の旦那になれる」と語る人もいます。しかし一方で、ダブル不倫により家庭を崩壊させた人も少なくありません。
割り切りとは、私情を入れず物事に区切りを入れることを指します。ダブル不倫における割り切りとは、不倫相手に過剰の期待を持たず主に「体だけの関係」を築く状況です。普通の不倫は、「お金」で割り切りの状態をつくるケースもあります。
ダブル不倫の場合は、ある程度の距離感を保ちながら継続するので、お金を支払うケースは少ないです。
ではダブル不倫は何が楽しいのでしょうか。
チェックポイント
- お互いに別のパートナーがいる安心感(お互いの家庭を壊さない暗黙のルール)が、心の支えになる
- お互いにパートナーがいることを認めているので家庭の相談がしやすい
- 仕事の相談など、弱い自分を見せることにも抵抗がない
ダブル不倫の相手と話すことで気分が晴れ、ストレスを解消する人もいます。不倫相手が配偶者の不平不満を快く聞き味方になってくれるのです。ダブル不倫を軽蔑する人から見れば「傷のなめ合い」と思うかもしれません。ただ当事者は心地よい状態です。
バレなければ配偶者にとって素晴らしいパートナーになれるのでウインウインの状態と語る人もいます。いろいろな人がいるので正解かどうかはわかりません。自分勝手に正当化しているようにも見えます。
ただし不倫相手と割り切って楽しんでいるときに、一人で家庭を守っている配偶者の存在を忘れるのは罪です。ありかなしかの正解は言えませんが、一途に信用している家族を一方的に裏切る行動は正しいと言えません。
ダブル不倫が割り切りでなくなる瞬間
ダブル不倫を正当化する人でも、割り切りできなくなる瞬間があります。ダブル不倫を行っている人は、割り切りができなくなる瞬間に注意が必要です。
どちらかが夢中になる
ダブル不倫は、程よい距離感により割り切って付き合うことができます。お互いの心にあるのは「最終的に選ぶのは家族」という気持ちです。しかしダブル不倫の心地よい状況を続けるうちに、大切なものの度合いが変わります。不倫相手への大切さが、家族を上回るかもしれません。
どちらかが家族よりも不倫相手の存在に依存を求めだしたら、割り切りの歯車が崩れます。ダブル不倫を続けるために守ってきた暗黙のルールが崩れると危険です。
ココに注意
- 在宅時間に何度も連絡をしてくる
- 会いたいとわがままを言う
- 勝手に先走り配偶者と離婚を進める
- 危険な場所での外出デートを求める
- 不倫相手の家族行事に現れる
暗黙のルールが破られ始めるのは心境の変化が原因です。ダブル不倫の相手が家族よりも大切かどうかのはざまに揺れ、その答えを導きだそうと求めるようになります。放置をすることで割り切りの関係は終了です。
ダブル不倫にのめり込む人は、配偶者よりも不倫相手との時間が楽しみになります。結婚生活は嫌な部分も見せ合う生活です。嫌な部分が見えない不倫相手に、「先に出会いたかった」と思います。ただし、一緒に生活をしていないことで発生する「隣の芝生が青く見える効果」のケースがほとんどです。
どちらかが夢中になるとバレるリスクが高まります。ダブル不倫の割り切り関係を無理に解消しようとすれば、家庭を壊そうとしてくるかもしれません。どちらかが夢中になると割り切り関係は終了します。
どちらかがパートナーにバレる
バレない不倫に絶対的な自信を持つ人もいます。しかしダブル不倫は、相手が家族にバレる危険性も伴うのです。「何度不倫をしてもバレたことがない」と自慢をする人も、ダブル不倫相手が配偶者にバレることで割り切りの関係が終了します。
相手の配偶者が、ダブル不倫の事実を知ったらどう思うでしょうか。
ココに注意
- うちの家庭だけ壊れるのはおかしい
- 相手の家庭も壊したい
- 相手の配偶者に真実を伝えたい
二つの夫婦が集まって協議をしたいと提案することでしょう。ダブル不倫は、どちらかがバレた時点で割り切りの関係が終了します。
ダブル不倫の先にあるものは小さな満足と大きなリスク
ダブル不倫の先にあるものは、小さな満足と大きなリスクです。割り切り関係のダブル不倫がうまくいっているうちは、満足度が小さいと思いません。ダブル不倫が最悪な結末を迎えたときに大きなリスクを背負うことで、満足は小さかったと実感をします。
ダブル不倫の先にある小さな満足
最初にダブル不倫の先にある小さな満足を確認しておきましょう。
不倫により味わえる非日常
不倫を始めると今までの生活が一変します。非日常から得られる満足感を知ることで、止められなくなる人もいるようです。
チェックポイント
- 2人だけの秘密の共有が楽しい
- モテている優越感
- 損得なしで会える異性との時間にワクワクする
仕事して帰宅して家族の会話を聞いて寝るだけの毎日に疲れている人は、非日常の優越感に溺れます。日常に不満のない人でも、ダブル不倫の刺激を受けたらイチコロです。普段では味わえない非日常の生活に満足します。
-
【浮気の境界線】セーフ?アウト?男女の考え方や意識の違い考察
「彼氏の浮気に対する考え方が甘すぎる!」と悩んでいる女性はいませんか?浮気の境界線は、個人差もありますが男女によって違います。彼氏の浮気への考え方が浅く、イライラする女性も少なくありませ ...
続きを見る
孤独感の排除
家族に孤独感を抱いている人は、簡単に不倫をする傾向が見られます。不倫により孤独感を排除することで満足が得られるのです。
夫が家庭で持つ孤独感
- 仕事で帰りが遅くなったときは、リビングでワイワイしている家族から離れたダイニングテーブルで食事をする
- 学校の話を子どもたちがしてこない
- 妻と子どもたちだけの絆を感じる
妻が家庭で持つ孤独感
- 家族が仕事や学校に行っている時間に一人で家事を済ます孤独感
- 帰宅した家族が外でのできごとを話してくれない
- 夫は疲れたと言って話し相手にならず、すぐに寝てしまう
上記のような孤独感を抱く人が、外で出会うと深みにはまります。不倫により孤独感が排除されることで、家族が与えてくれないものに満たされるのです。孤独感の排除に心が満足します。
親でなく男性や女性に戻れる
人によっては親である自分に疲れることがあります。子どもがいる家庭では、親でなければいけません。しかし割り切り関係のダブル不倫だと、「パパではなく男性」「ママではなく女性」として行動ができます。男性や女性になれる瞬間を求める人も少なくありません。
チェックポイント
- 家族という縛りがない好きな人との時間が楽しい
- 一緒に暮らしていないので嫌な部分を見ないで済む
- 会える時間が限られてくるから独身気分が味わえる
親である自分から、少しだけの開放感を求める人がいます。育児放棄といった大きな問題ではありません。少しの時間だけでも男性や女性に戻りたいという欲求を抱く人がいます。割り切り関係のダブル不倫は、戻りたいという欲求を満たしてくれる関係です。
ダブル不倫の先にある大きなリスク
次にダブル不倫の先にある大きなリスクを解説します。リスクが生じたことで、先ほどの満足が小さく見えてくるのです。
2つの家庭が崩壊するリスク
ダブル不倫がバレると2つの家庭が崩壊します。許してくれる配偶者もいますが、一方が抱く罪悪感が昔の家庭に戻ることを邪魔するのです。失うことで家族の大切さに気づく人がいます。
両方の家庭が離婚をしたことで、割り切り関係でダブル不倫をしていた二人が結婚するでしょうか。一緒になる可能性は極めて低いです。ダブル不倫がバレたときに、相手の本性が見えます。本性を見たことでわれに返るケースがほとんどです。
社会的信用が失墜するリスク
ダブル不倫により、社会的信用が失墜するリスクを生じます。ダブル不倫が始まるよくあるきっかけを確認しておきましょう。
- 社内不倫
- 久しぶりの同窓会
- ご近所
- SNSなどで不倫を求める
上記の中でも圧倒的に多いのが社内不倫です。社内不倫を隠すのは至難のわざ、誰かしらが必ず違和感に気が付きます。もし違和感のある2人が同じような時期に離婚をしたらどうなるでしょうか。ダブル不倫を多くの人が疑います。
疑われたら一瞬で広まることでしょう。上司が情報を得るのも時間の問題です。ダブル不倫をする社員を見逃すでしょうか。社内の秩序を乱す可能性が高い社員を、重要なポストに付けるわけにはいきません。自ら退職を申し出るなど、今までのキャリアをすべて失います。
高額な慰謝料請求を受けるリスク
ダブル不倫により高額な慰謝料請求を受けるリスクが生じます。あなたに慰謝料請求できる立場にあるのは、「配偶者」と「浮気相手の配偶者」です。状況によっては慰謝料額が多額になります。
お互いの夫婦が離婚をせず不倫に対する過失割合が同じならば、配偶者からの慰謝料請求は相殺されるケースがほとんどです。その場合、配偶者に支払う慰謝料だけで済みます。
もしお互いの夫婦が離婚をすれば、「配偶者」と「浮気相手の配偶者」から同時に慰謝料の請求を受けます。離婚をすると財布が別になることから相殺できません。もし支払えなければ、離婚に伴う財産分与や養育費にも影響がでます。
高額な慰謝料請求を目の当たりにしたら、ダブル不倫をしていたころの満足感が小さく見えることでしょう。
楽しかった日常から奈落の底へ行くリスク
割り切り関係のダブル不倫が心地よかった分、バレた後の生活が苦しくなります。明るい毎日から、一瞬にして奈落の底へ突き落されます。眠れない毎日を過ごす人も居ることでしょう。楽しんでいた毎日の代償は非常に高いです。
罪のない子どもに大きな影響を与えるリスク
ダブル不倫は罪のない子どもの生活を大きく狂わせます。通常の不倫で壊れる家庭はひとつです。しかしダブル不倫になると、両家の子どもが被害を受けます。より多くの子どもを不幸にする行動です。
割り切りで楽しむ不倫関係の先は、バレるかバレないかで変わります。潮時を見据え、お互いが墓場まで持っていく覚悟でダブル不倫をすれば、バレずに終わるかもしれません。
ただ、ダブル不倫にハマる人もいます。ダブル不倫にハマると正しい判断ができなくなり、罪のない子どもたちに影響を与えるのです。あまりにも大きなリスクがあることを知っておかなければいけません。
割り切り関係のダブル不倫の結末を知りたいときは電話占いがおすすめ
「【ダブル不倫】割り切りで楽しむのはありなのか?その先にあるものは」について解説をしました。割り切りで楽しめるかどうかの答えはわかりません。ただし、もしダブル不倫に手を染めるのならば、絶対にバレない覚悟が必要です。
しかし、自分がどのような将来を迎えるかはわかりません。現在、割り切り関係のダブル不倫を続けても大丈夫なのかで迷っている人は、電話占いで先生に相談をしましょう。相談した結果、ダブル不倫の結末が危険ならばやめるべきです。
恋愛相談に長けている先生はたくさんいます。どうするのが最善なのかわからないという人には、電話占いの活用がおすすめです。